初年次ゼミナールとは、これまでの比較的受動的な学習から、「自ら学ぶ」という能動的な学びへの転換を目的とした科目のこと。全学域の1年生を対象に91クラス開講されています。

今回は中国文学や中国文化史を専門とされている大平桂一教授の『太極拳・自彊術(じきょうじゅつ)をはじめとする身体技法の探究』をピックアップしました!

 

プレゼンテーションといえば言語による発表をイメージするかもしれません。しかし大平教授のゼミは「身体による発表」という独自の方法で、他のゼミでは鍛えられない能力を身につける事ができるんです!

この授業が行われる場所はなんと体育館の「柔道場」!当番制で資料を渡された受講生は次回の授業日までに資料を熟読し、当日他の受講生の前に立って指導しながら表演していきます。

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取材に行った日の授業テーマは「呼吸法」(「少林寺」や「太極拳」等毎回テーマを変えているそうです。この日は授業の終盤に復習として「太極拳」も披露してくれました。)

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教授の解説が入りながらも受講生が中心となって授業が進められていきます。

大平教授は、「受講生たちがなにか一つ気に入った技法をみつけてくれれば」という思いでこの授業を開講されているそうです。

「これどうするんやった?」「えーっと、こうちゃう??」

受講生たちの間でこんな会話や笑みが生まれる程、終始和やかな雰囲気。

私も1年生に戻れたら受けてみたかったなあと感じる授業でした!

ちょっと変わった授業を受けてみたい!これはそんなあなたにぴったりのゼミかもしれません♪


紙面版MichiTake掲載記事はこちら!

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【取材:合田 紗規 (MICHITAKERs/人間社会学部 人間科学科 4年)】
【取材日:2013年7月11日】 ※所属・学年は取材当時