理学系研究科の宇宙物理学研究室は、台湾中央研究院が主体となって進めている「電波望遠鏡によるブラックホール観測計画」に参加しています。

この計画のもと、グリーンランドに主鏡12mの電波望遠鏡の建設が進んでおり、同研究室では国立天文台の協力のもと、この望遠鏡に搭載する周波数230GHz付近の電波を観測できる超伝導受信機を開発、来る7月22日に台湾に送ることになりました。

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それに先立って先日報道公開があり、小川英夫特認教授(理学系研究科)と、設計にメインで携わった本学大学院生の長谷川豊さん(大学院理学系研究科 博士後期課程1年)が超伝導受信機の説明にあたりました。

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この受信機は2015年中頃にグリーンランドに運ばれ、2016年初頭に観測に使用される予定です。観測結果がとても楽しみですね!

【取材:皆藤 昌利(広報課)】
【取材日:2014年7月18日】