羽曳野キャンパスで行われた看護学類の家族支援看護学実習:母性の学内演習を取材させて頂きました。この学内演習は、翌日から病院実習が始まる学生と共に行う最終確認の学内演習で、1日(5コマ全て)かけて行われるものです。

1コマ目では翌日からの実習に関するガイダンス。2、3コマ目では、約20人の実習生が5、6人ずつ3つのグループに分かれ、翌日から行う観察やケ アについて実際に演習を重ねていきます。そして4、5コマ目では担当教員ごとに分かれて個別面談、DVD視聴や新生児人形を用いた技術復習などを行いま す。

翌日より病院現場での実習が始まり、実際に出産前後のお母さん、生まれたばかりの赤ちゃんのケアを行います。明日には現場に立つ身として、学生も真 剣、送り出す教員陣も真剣です。そこでは「学生です」という甘えや未熟さは関係せず、卒業後はプロとして信頼される仕事をしなくてはなりません。

IMG_1878-1024x682

2、3コマ目での演習項目では、新生児の観察と妊婦さんの計測、新生児の清潔(おむつ交換やおへその消毒、沐浴)、褥婦(産後のお母さん)の観察と 母乳育児支援の3つのパートを各グループが順に周り、教員から指導を受けた後、実際に行ってみます。新生児のパートでは3000グラムの重さがあるリアル な新生児人形を使い、妊婦健診でも精巧な模型を使って演習を進めます。

〇IMG_1669-300x199 〇IMG_1734-300x199

学生たちは慣れない手つきながら実際に演習をすることで感覚をつかんでいきます。

「明日からはみんな自信満々にやってよ!」
「赤ちゃんにやさしく話しかけてね。無言でやると怖いよー。」

厳しく熱く、そして時にはユーモアも入れた指導に、最初は緊張していた学生達も自然に笑顔がでて人形の赤ちゃんにも声かけできるようになっていました。

〇IMG_1849-300x199 〇IMG_1838-300x199

〇IMG_1714-300x199 〇IMG_1829-300x199

広報担当者の印象として、技術面や手順だけではなく、プロとしての所作(赤ちゃんの健康状態の確認の仕方、抱き方などに無理無駄がなく正確な動き) や、安心感を与える動作やコミュニケーション(赤ちゃんやお母さんへの語りかけ方、その立ち位置や姿勢など)についての指導が強調されていたように感じま した。
その一声や働きかけで、赤ちゃんやお母さんがどんな気持ちになるか、常にその気持ちに寄りそえる看護師・助産師になろうという指導姿勢に、素晴らしさと凄みを感じました。

IMG_1845-300x199

 

■演習を見学した荒木尚子さん(看護学類1年)の感想コメント

今私が勉強しているものは座学ばかりなので、実技演習を初めて見て「これが同じ看護学類生なのか」と圧倒されました。
学生同士の会話の中に骨や筋肉の名前がスラスラと出てきていてたのには正直驚きました。自分が3年後にこんな風になれているのかなと不安になります(汗)
けれど、沐浴やバイタルチェックなどを見学させて頂いたり、赤ちゃんの人形を実際に抱かせて頂いたりして、ますます助産の道に進みたいという思いが強くなりました。
見学する機会を頂けてよかったです!ありがとうございました。

【取材日:2014年10月22日】※所属・学年は取材当時