2015年4月に着任されたキャリアサポート室長の横山慶一さんをご紹介します!

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【プロフィール】
経営(人事・組織)コンサルタント
1級キャリア・コンサルティング技能士

筑波大学 第二学群 生物学類(現 生命環境学群 生物学類)卒業。塩野義製薬株式会社入社。同社退社後、「Toi Toi Toi !!! The Life Design Professionals」代表を務める。2015年4月より大阪府立大学学生課 キャリアサポート室長。

 

―これまでの職歴を教えてください
大学を出てすぐに国内の製薬会社(塩野義製薬)に入り、28年間勤めました。MRを皮切りに在職中には臨床検査研究部門や情報システム部、医薬研究開発本部など様々な部署を経験し、最後は人事部門で研究者の採用・新人教育や人材育成を行いました。府大生も何人か面接して入社してもらいました。
入社とほぼ同時期にカウンセリングや心理学と出会い、勉強を続けてきたのですが、2000年頃からキャリアカウンセリングという言葉が登場し、社外でもキャリア開発プログラムにかかわるようになり、2011年に独立、フリーランスとして人事組織コンサルティングを始めました。

―府大への転進を考えたきっかけは?
コンサルタントとして企業の採用・人材育成や組織風土改革に関わる中で、若い人を育てるためには、大学でのキャリア教育が重要だということに気づきました。大学へ出講したり、キャリア教育のプログラムを提供させていただく中で、「がっつりと本腰を入れて学生と向き合いたい」、そういう想いから、府大への転身を考えました。

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―現在の仕事内容を教えてください
2015年4月より学生課キャリアサポート室長に就任しました。転身のきっかけでも記載しましたように「がっつりと本腰を入れて学生と向き合い」大学生のキャリア形成をサポートしたいと思います。
今年は就職活動が後ろ倒しになって企業も学生も手探りで求人・求職活動を行っています。2016年卒の府大生の皆さんが迷子にならないように、適切な情報を提供したりエントリーシートの書き方指導や、面接や自己PRの練習などタイムリーに個人相談にのっています。3月4月は1ヶ月に延べ300名の学生さんが来られました。
キャリアサポート室のスタッフの皆さんは非常に優秀ですので、合同説明会(5月中旬に100社が出展します)や定期的なワークショップ(毎週火曜日夕方開催)、積極的な情報発信(フェイスブック)などいくつかの新しい試みにスムーズに着手できています。

大阪府立大学キャリアサポート室 Facebookページ

―仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
キャリアサポート室の仕事は、就職支援と思われがちですが、単に希望する就職先の内定をとったり、就職先に丸く収まるようにすることではなく、人生の中の「学生時代におけるキャリア形成:生き様」を充実させるお手伝いだと考えています。そのため一人ひとり個別の生き方を大切にし、周囲の人や社会とのつながり(エンゲージメントと呼ばれます)を上手にもてる社会人として成長して欲しいという思いをもって学生に接するようにしています。
また公立大学の使命として、地域社会とのエンゲージメントも重要であり、室長という立場から地域創生や雇用問題に関しても微力ながら貢献できればと思っています。

―府大や府大生の好きなところは?
大阪府立大学のオープンな環境や、大学の歴史が教育・学びの場としてすばらしいことは、学生の学力レベルの高さが物語っていると思います。ここで学ぶ学生のよいところは、おだやかで純粋なところや誠実さがあるところだと思います。個人面談では、地頭がよくまじめで勤勉ですが、おとなしすぎる人が少し多いかもしれません。私立大学の元気のよい学生たちに囲まれると圧倒されないかちょっと心配です。

―今後の目標は?
大学でのキャリア形成における課題は、卒業して社会に出るという変化においてその流れが途切れてしまう(=キャリア教育は大学卒業で終了し、企業に入れば改めて人材育成がやり直される)ということだと考えていますので、それを解消し、生まれてから死ぬまで連続したキャリア・デザインを府大で実現していきたいと思います。大学生はとても重要な時期を生きていますので、責任も重大ですが、大学生とともに様々な角度からチャレンジいたします。

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キャリアを志す方へのメッセージ:
武者小路実篤の言葉「この道より我を生かす道なし この道を歩く」

 


『4%の底ヂカラ!』とは

平成17年度の法人化以後、大阪府立大学では、新卒採用だけではなく社会人採用を行っており、国公私立大学や民間の様々な業界を経験してきた非常に多様な人材が働いています。
また、大学の中には直接教育・研究に関わるもの以外にも、様々な仕事があります。「雑然としていた自転車がいつの間にか整頓されている」「学内で無線LANが利用できる」・・・普段何気なく過ごしている大学の裏側には“人”が関わっています。

多様なキャリアを持つ“人”が府大でどのような仕事をしているのか?

学生のみなさんに府大職員の仕事を知ってもらい、これまでの経験と今の姿を学生それぞれが自分のキャリアを考えるうえで活用してほしい。人を知ることは組織を知ること・・・大学を支える人を知り、仕事を知り、大阪府立大学をもっと知って好きになってほしい。
そのような思いから生まれた「職員としごと」紹介企画です。

平成27年現在、大阪府立大学の学生・教員・職員をあわせた構成員は約9200人。その4%を占める職員たちの、パーセンテージでは測れない知られざる「底力」を紹介します。