本日は大阪府立大学 経済学部出身で、お笑い芸人として活躍する河野さんにお時間を頂きました。
河野さんはお笑い芸人「プリマ旦那」として、第54回友好祭(2015/05/24)のステージにも出演してくださいました。

kouno6-241x300

◆河野良祐(こうの りょうすけ)

【プロフィール】
大阪府堺市出身。2009年 大阪府立大学 経済学部卒業。幼い頃からお笑いが好きで、在学中にNSC(吉本総合芸能学院)に通いながらお笑いを本格的に学ぶ。現在はお笑い芸人コンビ「プリマ旦那」として活躍中。

<学生編>
Q.お笑い芸人になろうと決心したのはいつですか?

大学に入ってですかね。お笑いには昔から興味がありましたが、進学校に通っていたこともあり、大学への進学を決めました。大学在学中にNSC(吉本総合芸能学院)に通っており、友人と漫才もしていました。実は在学中もお笑いで白鷺祭の舞台に立ったことがあり、この間の友好祭であの舞台に立ったのは2回目でした!学生の時に舞台から見た景色と、今回友好祭でお笑い芸人として立った舞台からの眺めは全然違いました。学生時代には緊張してあまり客席を見る余裕はありませんでしたが、今回は楽しみながら舞台に立てたと思っています。

Q.河野さん自身、どのような学生でしたか?
クラブ、サークルには入っていなかったので、下宿先の友達の家でお笑いのDVDをよく見ていました。そういえば、トレーニング器具が使えるということで友達と2、3回パワーリフティング部にいったこともありましたね(笑)今思うと、大学生活を楽しむためにはクラブ・サークルには入っておいた方が良いと思います。

Q.学業とNSC(吉本総合芸能学院)の両立は大変ではなかったですか?
大学3年生でNSCに通い始めると決めていたので、1・2年生のうちに単位は取得していました。ですので、特別大変だと感じることはありませんでした。アルバイトもしていて、NSCの学費も自分で払いました。

kouno3

Q.進路選択の際、一般企業に就職する学生が多い中で不安や焦りはありませんでしたか?
少しはありましたが、もう決めていたので自分のやりたい事を貫きました。最初は親も反対していましたので、NSCの願書も内緒で出しました。結局合格通知が自宅に届いてバレましたけどね(笑)今は心配もしていますけど、応援もしてくれています。

Q.卒業した後に、府大生でよかったなと思うことはありますか?
友好祭に呼んでいただいたのは本当に嬉しかったです。「おかえり」という横断幕を持ってくれている人達もいましたし。クイズ番組などでも、これから府大出身ということを出していければ良いかなと思います。

kouno41

<仕事編>
Q.学生時代と芸人になってからの、生活の違いは?
芸人は生活時間が変則的ですし、休みもバラバラなので臨機応変に対応しないといけません。長期の休みは学生の間にしかとれないので、いろいろな経験をしておけば良いと思います。

Q.お笑い芸人になって気持ちが折れそうな時はどう乗り越えていますか?
僕はそんなに落ち込むタイプではないのですが、芸人友達と飲みに行って話すことはよくあります。でも、楽しんで仕事をしているので、あまり落ち込むことはないです。すべった時は心が折れますけどね(笑)

Q.職業病だと思うことはありますか?
声が大きいことですかね。意識していなくても、声が大きいみたいです。

Q.これから挑戦したいなということは何かありますか?
お笑いの大会で優勝したいですし、全国区で有名になりたいとも思います。あとは、最近個人的にマラソンに力を入れているのでそこも頑張りたいです。

kouno2

▲河野さんを囲んで記念撮影!

Q.後輩の府大生にエールをお願いします。
4年間で楽しみながら、いろいろなことを学んで欲しいですね。将来を左右する4年間にもなると思いますし!躊躇するくらいなら、なんでも行動してみたほうが良いと思います。失敗を恐れずに若いうちにいろんなことに挑戦して、充実した大学生活を送ってください。

<取材を終えて>

とても、気さくに対応してくださり楽しく取材をさせていただきました。河野さんのお言葉にもあったよう、学生のうちに興味があることには積極的に挑戦していこうと思いました。
<岩井麻美 MICHITAKER’s/人間社会学部 社会福祉学科4年>

取材直前まではとても緊張しましたが、お会いすると同じ府大生としてのソウルを感じ、とても親近感が湧きました。河野さんが同じ府大にいたと思うと、とても誇らしく感じました。
<松田景太 MICHITAKER’s/工学研究科 物質・化学系専攻 博士前期課程2年>
※所属・学年は取材当時