7/27.28の2日間、中百舌鳥キャンパスにある工学域 生産技術センターで、小学生5~6年生を対象にした「3Dプリンター工作教室」が行なわれました。
「3Dプリンター」という名前自体はいろいろと耳にするとは思いますが、どんな仕組みで動くものなのか、どんなものが作れるのかなど、実際に3Dプ リンターでものづくりをした経験のある子どもさんはまだまだ少ないということで、地域貢献の一環として生産技術センターが初めて企画しました。
取材したこの日は、保護者の方とともに10名の子どもたちが参加。センター長の千葉正克教授のあいさつ、センターの技師による3Dプリンターの仕組 みや原理について簡単な説明のあと、パソコンでCADを操作してネームプレートの3Dデータを作っていきます。「厚みの調整が難しい~」「この部分の回 転ってどうするの?」などなど、参加した児童たちも説明に沿って操作しつつ悪戦苦闘していました。
サポートスタッフとして参加した現代システム科学域の学生やセンターの技師さん、教員たちがそれぞれ近くの参加者たちをサポートします。
ついにデータが完成して、3Dプリンターにデータを転送。しばらくしてプリンターが動き出すと一同大興奮! 3Dプリンターがネームプレートの形を作り出していく様子を親子して見守る参加者も多く見られました。
プレートが完成したあとはみんなで記念撮影。これを機に3Dプリンターで製作したいもののイメージやアイデアが沸いたり、何よりも、ものづくりに対するワクワクする気持ちがより強くなってくれたら嬉しいなと広報担当者は感じました。
この3Dプリンター教室、ぜひまた定期的に行なってほしい取り組みです。
そして9月には大人(事業者)向けの講習会も予定しているそうです。今後の展開が楽しみですね!
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工学域生産技術センター 3DCAD・3Dプリンター基礎講習会
【取材:皆藤 昌利(広報課)】
【取材日:2015年7月27日】