服を着たままの親子連れがプールから落ちたり浮かんだり。
8/13、中百舌鳥キャンパスのプールにて、一風変わった講習が行なわれました。
この講習は、水に関わる事故を防ぐ一助とするために日本赤十字社が例年行なっているもので、実際に溺れることの多い「服を着たまま」の状態で、水に 浮かぶ、事故から身を守る方法を学ぶ講習です。今年度は府大も協力として企画に関わり、中百舌鳥キャンパスのプールでは初めての開催となりました。
取材させていただいた回には親子約10組が参加。まずは講師が体育館内のセミナールームで、水泳・水遊びの安全について講習を行ないます。その後は水着に着替えプールに移動して、まずは水着で自分の浮力を確認したり「伏し浮き」などの浮き方を学びます。
その後はいよいよ上から衣服を着て、着衣泳の実践。実際のトラブルを想定して、後ろ向きに落ちる形で落水して、そのまま浮く、投げ込まれたペットボトルや浮き輪を使って浮いて助けを待つ方法を体験していきました。
まずはお父さんお母さんがやってみて、その後子どもたちがやってみて。服を着て水に入るといつもとかなり勝手が違うので、みなさん真剣です。
海や川にでかけることも多い夏、自分自身や子どもたちに「万が一」のことが起こった時に少しでも適切に動けるよう、自らもこういった講習は受けておきたいなと広報担当者は感じます。
この意義ある日本赤十字社さんの取り組みに、地域貢献の一環として大学が関わっていくのはとても素晴らしいことだなと思います。日本赤十字社と講師のみなさん、本当にお疲れ様でした。
【取材:皆藤 昌利(広報課)】
【取材日:2015年8月13日】