7月下旬、照りつける日差しのもと朝練に励んでいる水泳部にお邪魔しました。
2015年8月8日、9日の全国国公立選手権をもって4年生はクラブ生活を引退します。主将として部を引っ張ってきた工学域 電気電子系学類 4年生の西台 顕伍(にしだい けんご)さんをインタビューしました。

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-勉強とクラブの両立は大変なこともあったと思いますが、4年間続けてこられたのは?
「水泳が好き」というのが大きな理由です。日々の練習と努力の成果がタイム更新につながり、それが嬉しい瞬間です。そしてクラブのメンバーと居ること、過ごす時間が何よりも楽しいので続けてこられたと思います。

 

-印象に残っていることは?
今年の7月18日、19日の関西学生選手権で3部リーグの2位になり、14年ぶりに2部リーグに昇格しました!最終レースの800mフリーリレーでは、そ れまで同率だった大学を抑えて2位となり2部昇格が決まりました。4人でリレーをつないで昇格を決められたことが嬉しかったです。また3年生のころ、専門 科目がスタートして授業内容が難しくなってきた時期とクラブを幹部としてまとめる時期が重なったのですが、私は副将として練習の指示を出したり部員をまと めるのが大変でした。タイムが思うように伸びずもどかしく感じる時期もありました。泳ぎのタイムを伸ばすには日々の泳ぎ込みをサボらずコツコツやること、 考えながら泳ぐということが大事です。結果的には、その基本を続けたことでタイムを伸ばすことができたと思います。

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新しくなったスタート台から飛び込む様子

-将来の進路は?
大学院に進学します。今後の研究内容は主に物性理論についてです。物性(物質の示す物理的性質のこと)を量子力学という学問(自然現象を理解するための道具)を用いて、目に見えない原子と光子の間の相互作用を解明し、物性の謎を理論的に数式化して解明していきます。

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ともに練習に励んだ水泳部の仲間と…

◆全国国公立選手権後に西台さんからメッセージをいただきました。
「大会の2ヶ月前に怪我をして、調子を取り戻せてきたかなと感じたのが2週間前でした。そこから元の自分を取り戻すために毎日筋トレや泳ぎ込みをするな ど、短い期間でしたが自分では納得のいく練習ができたと思っています。そうして臨んだレースでは、スタート台に登ったときに仲間の声援が聞こえて込み上げ てくるものがありました。目標としていたタイムには届きませんでしたので悔しい気持ちはありますが、自分の最大限を出し、やり切った思いでいっぱいで す。」

◆水泳部のページはこちら
http://www.osakafu-u.ac.jp/campus_life/active/club/club-list/12-2/

 

【取材:広報課 下山陽子、仲田くるみ】

【取材日:2015年7月28日】