LINKtopos2日目は、工学域物質化学系学類4年の森脇ちひろさんがレポートしてくれます。

森脇さんはLINKtopos初参加。フレッシュな視点でレポートしてくれました。

―2日目―

LINKtopos2日目は、代表「リンクー」全員「トポスー!」の掛け声をもって始まりました。

2日目の会場は、大阪市立大学杉本キャンパス。

この日のプログラムの肝はワークショップ(以下WS)、今回のWSのテーマは、「私たちが出来ることって何だろう!?」です。

参加者は、①地域福祉②地域再生/活性③公立大学の地域貢献④防災(減災)教育/災害復興の4チームに別れ、各々の興味関心に沿ったテーマで知恵を絞ります。

まずは、学びの時間と題し、地域に関わる専門家(大阪市職員、社会福祉協議会、大学職員)から大阪市の抱える課題の情報を提供していただきました。

学びの時間が始まると、今までとは打って変わってどのチームでもみんな真剣な表情。そして質問の手がどんどん挙がる。序盤から参加者の熱意があふれ出ていました。これは熱いイベントになるぞという期待感が私の中で高まりました。

学びのインプットが終わり、いよいよワークショップが開始。チームの中でさらに4~6人の計20グループに分かれ、まず自己紹介。そしてSWOT分析へ。(※SOWT分析とは、マーケティングツールの一種で、自身の持つ要素・環境を強み、弱み、機会、脅威の4つに分けて分析するというもの。) ほとんど経験者がいないようで、苦戦している様子が見て取れました。グループごとに動きが異なり、小さな付箋に各々意見を書いて集め全員で共有しているところもあれば、ディスカッションをした後、ひとりひとりまとめているところなども。班の空気もそれぞれで、和やかなところもあれば真面目なところもあります。ただどの班も真剣に取り組んでおり、どことなく張り詰めた空気を感じました。話題提供者へ積極的に質問するところも複数の班で見られるほど熱心に課題に取り組む様子が見られました。

途中でのびをしてリフレッシュし、いったん話をまとめる方向へ。運営メンバーや職員さんからは、「視野を広げよう」というアドバイスがでていました。どの班も意見は出ているものの発表する段階まで落とし込むことに苦戦している印象。

ここで、お昼ご飯。どの班も煮詰まってきていたのでいいタイミング。ハンバーグと生姜焼きとチキンのトマト煮という肉づくしのメニュー。パワーがみなぎってくる。アベノハルカスが臨める部屋で食事なんて贅沢だなと思いながらおいしいお弁当を食べました。なんと屋上まで堪能でき、みんな楽しんでいる様子。

お昼ご飯が終われば再びワークショップへ。SWOT分析で出た自らの強みを活かして具体化していく段階です。行き詰まって苦しそうなグループもあればまだまだ楽しそうなグループもあります。行き詰まったら逆の思考でいこう、と発想の転換をする柔軟なグループもありました。

全体を見ていて気づいたのは、意見を言っていない人が誰一人いないということ。全員が自分の意見を伝え、一つの課題を解決しようとしています。四年間の大学生活で幾度となく話し合いの場はありましたが、正直こんなに熱い議論は見た事がありません。また、議論の途中では各々の地域での話があちこちから聞こえてきて、これこそが全国から公立大学生が集まるLINKtoposの意義なのだと気づきました。

発表まであと3時間というところでワールドカフェ(※他グループとの意見交換)が行われました。それまではどこか停滞していた空気がここで一気に動きました。自分たちの企画を説明する表情はイキイキしており、説明も滞りない。(発表で関心の出たものは、「公立大学は地域との距離が近いのが利点」、「欠点はお金がない。」ということ。これは普通に大学に通っていたら自覚がでないと思います。 私もLINKtoposに来てはじめて知りました…) 質問がたくさん出て時間が押している班もありました。それだけ議論が白熱しているということ。話を聞きに来たグループの人はそれぞれメモに意見を残し、メモを受け取った側はそのメモを元に残りの時間でより良いプランになるよう努力します。

ワールドカフェが終わると、行き詰まった空気はどのグループからも消え去っていました。ワールドカフェでもらったメモ用紙のおかげで、自分たちだけでは見つからなかった課題の解決へと議論がどんどん動いています。まったく議論が進んでなくて心配したグループも笑顔でイキイキと話し合いをしていて、運営委員の学生が組んだスケジュール構成のうまさに唸る私。次第にどのグループもまとめにかかり、発表資料作りへ。どうしようと言いながらどんどん埋まる模造紙、それぞれ個性が出ていて面白いものばかりでした。自然と立ち上がるグループが増え、会場の熱気が高まっていくのがわかります。あと5分、とカウントダウンが始まると「やばいやばい」とあちこちから悲鳴が聞こえるがそれすらも楽しそう。そして会場のボルテージが最高潮になったと同時に発表へ移ります。

発表が終わると、学びの時間で情報共有をいただいた方々からのご講評。

お褒めの言葉をいただくと共に、足りなかった点もご指摘いただきました。

2日目に参加して、見て感じたのは、チームのメンバー全員が活躍しているということ。これこそまさにチームワーク。

地域に携わっている学生がそれぞれの地域のことを議論を通して知ることができ、考え、意見を言う力がつくということが、LINKtoposの意義だということも知ることが出来ました。

LINKtoposに参加したのはこれが初めてでしたが、もっと早く知れていればこの熱いWSをもっとはやく経験できていたのかと思うともったいないことをしたなという気持ちも起こりました。

 

以上、森脇さんのレポートでした!

LINKtoposはWSがメインイベントだといわれるほど例年参加者の満足度が高いプログラムとなっています。

今年も例に漏れず参加者の方々から高評価をいただき、もっと早く参加していればよかった!という声を幾度となく聞かせていただきました。

 

さて、最後となるLINKtopos3日目のレポートはまた異なる学生が取材をしてくれました。

よろしければこちらの記事もご一読ください。

■リンク

地域貢献活動を行う公立大学生の決起集会/LINKtopos潜入レポート(3)

地域貢献活動を行う公立大学生の決起集会/LINKtopos潜入レポート(1)

公立大学学生ネットワーク LINKtopos Facebookページ

 

【取材日:2017年10月8日】【取材:森脇ちひろ 工学域物質化学系学類4年, 右大輝 現代システム科学域マネジメント学類4年】