地域に住む人と猫が共存しながら暮らしていくことを目的として、大学での地域猫活動(大学猫活動)を行うクラブ「ひと☆ねこ」(当時の名称は「ひと☆ねこサークル」)初代代表の松山 圭希さん(現:豊岡市役所に勤務)から、すてきなレポートをいただきました。

後輩が受け継いでくれた「ひと☆ねこサークル」の活動が国内外に発展し、OBとして参加したシンポジウムで忘れられない一言をいただいたそうです。

ぜひご覧ください!

 

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みなさん、はじめまして。2014年生命環境科学部卒業の松山 圭希です。

「府大に猫は何匹いるのだろう?」

そんな疑問から府大の猫を独自に識別してカウントしていた私は、星先生(星 英之 准教授)たちとともに、大学の猫問題を解決するべく2013年に「ひと☆ねこサークル」を設立しました。(現在はクラブに昇格し、名称も「ひと☆ねこ」に変わっております。)

多すぎる猫は学生だけではどうにもできない。そこで学生・教職員だけでなく、大学、地域住民と協働で、大学の野良猫を管理する大学猫適正管理サポーター制度が始まりました。

その後、「私たちの活動例を他の大学でも展開できないか」という思いで、「第一回大学猫を考えるシンポジウム」を府大で開催。複数の大学や行政、地域住民が参加し、初めて「大学猫」という存在が世に発信されていきました。

活動は後輩に引き継がれ、昨年の2017年12月にはシンポジウムも第四回を迎えました。今では日本の15以上の大学が連携し、大学猫の解決法を議論し合うような場に。さらに今回参加した韓国の団体の発表によると、ここ数年で韓国の30以上の大学でも大学猫の取り組みが行われるようになったとか.。

 

この韓国の方は通訳を通じてこう言いました。「私たちは貴方たちが行ったシンポジウムを知り、韓国でそれを取り入れた。今の韓国があるのは貴方たちのおかげだ、ありがとう。」

この言葉を忘れることは無いと思います。本当に嬉しい瞬間でした。

 

「小さな疑問は、時に世界を変えられる。」

 

そんな想いで、ぜひ後輩達にもいろいろなことにチャレンジしていってほしいと感じます。

◆リンク
大阪府立大学「ひと☆ねこ」について(大学Webサイト)

大阪府立大学「ひと☆ねこ」Twitterアカウント

【取材:皆藤 昌利(広報課)】
【寄稿日:2018年1月10日】