教育福祉学類には、「教育と福祉が融合した学類ならでは」の教育カリキュラムがいろいろあります。「ことおこしプロジェクト」(演習科目)や海外研修(スタディーツアー)など、「何を学ぶか」よりも「どう学ぶか」を重視した授業も豊富です。
ニュージーランドのシュタイナー学校の授業風景

ニュージーランド海外研修で、現地のオルタナティブを見学している様子です。海外からのゲストも多い教育福祉学類では、多文化対応能力を高める機会もあります。

大学で学ぶというと、教室の中で講義を聞いてノートをとって…といったイメージをもつ人たちが多いかもしれません。「座学」(座って話を聞いて学ぶこと)と呼ばれる学び方です。それも大切な学び方の一つですが、大学での学び方はそれだけではありません。頭で理解するだけでなく、行動したり、身体で感じたり、さまざまな人びとと交わりながら学ぶこともとても大切です(ときには座学以上に)。教育福祉学類では、授業のなかで座学以外のさまざまな学ぶ機会が用意されていますし、授業以外の多様な学ぶ場もあります。たとえば、次のようなものがあります。

 

■実習(社会福祉実習、保育実習、スクール・ソーシャルワーク実習、教育実習)
教育福祉学類ではさまざまな資格に対応した実習が用意されています。社会福祉、保育、教育の現場で実際に利用者・生徒の方がたや職員・教員の方がたに関わることを通して、それらの場において専門職者として仕事をするのに必要な価値観、知識、方法を学びます。事前学習と事後学習もおこなわれます。
学生が幼児たちと実習する様子

 

ことおこしの木(壁に、折り紙で樹木に似せた装飾)

 

 

■ことおこしプロジェクト
「教育福祉フィールドワーク」という授業の一部としておこなわれています。グループに分かれ、1年間、それぞれのプロジェクト(通称「ことおこしプロジェクト」)を展開します。学生生活をめぐって大学内でどのような問題が生じているのかを、調査などを通して明らかにし、そして、見えてきた問題を解決するための活動を展開するプロジェクトです。

 

 

 

 

海外スタディーツアー2016の概要チラシ
■海外スタディツアー

海外の先進的な知見や実践に触れることは重要です。海外スタディツアーでは、海外の実践現場、教育研究現場を見学し、授業、調査に参加します。その体験や学生同士の意見交換などを通し、今までの学びをさらに広い視野で考察できる力を養います。
これまでの行き先:アメリカ(イリノイ、ハワイ)、ニュージーランド、リトアニア、カンボジア等

 

 

■オープンカレッジ
オープンカレッジとは、高校卒業後に大学などで学ぶ機会が少ない知的障害のある方のための大学です。現在、21名の方が2年間通っており、大学の教授の講義や、学園祭や修学旅行などイベントをしています。ボランティアとして、府大生に、知的障害のある方と一対一でついてもらって、講義のサポートなどもしてもらっています。
以上のもの以外にも、さまざまな、座学以外の学びがあります。

 

【寄稿日:2018年5月25日】
【寄稿:教育福祉学類】