履修証明プログラムは、社会人等の方々を対象とした特別の教育課程。
本学の教育・研究資源を活かした教育プログラムで、プログラムの修了者には、学校教育法第105条の規定に基づく「履修証明書」を交付します。
現在、現職の理学療法士・作業療法士を対象とした履修証明プログラム「地域リハビリテーション学コース」が開講されておりますが、その修了生からの声をお届けします。
●太田 幸子 さん(国立循環器病研究センター勤務、理学療法士)
近年、高齢の患者様や発症前より在宅サービスを利用されている患者様、急性期病院からご自宅へ退院される患者様が増加しており、在宅ケアについて理解を深めたいと考え受講しました。
在宅ケアの実際をイメージできる講義内容で非常に興味深く、特に多職種でのコミュニケーションについて学んだことは、今でも役立っています。急性期病院に求められている役割について考える良い機会となりました。
■大阪府立大学の履修証明プログラム「地域リハビリテーション学コース」とは
「地域リハビリテーション学コース」は、理学療法士・作業療法士に加え、医師、看護師、保健師、社会福祉士、経済学者、情報ネットワークの専門家等の他職種を講師として招聘し、地域リハビリテーションを実践するために必要な幅広い知識を補填することを目的としています。内容は、働きながらでも受講しやすいeラーニング講義(全8講座・110時間)と、在宅ケアの最前線で活躍している講師による年3回のスクーリング(14時間)計124時間で構成しています。
本コースの受講生は、1年間の受講期間中に受講生同士の交流を図りながら高い実践能力と指導能力を身につけることができます。また、修了生には履修証明書が本学学長から交付されます。
▼履修証明プログラム「地域リハビリテーション学コース」の開講・募集情報はこちらから
https://www.osakafu-u.ac.jp/contribution/recurrent/cert_program/
【寄稿日:2018年6月13日】※所属等は寄稿当時