9月3日、MICHITAKERsと大阪市立大学新聞部Hijichoで情報交換をしました!

今回、中百舌鳥キャンパスまで来てくださったのは、
大阪市立大学工学部都市学科2年 土屋拓海さん
大阪市立大学文学部3年 中村伸二さん

意見交換をする大阪市立大学新聞部HijichoとMICHITAKEのメンバーの様子
大阪市立大学新聞部Hijichoの活動内容を教えてください。
完全にサークルという形で活動させてもらっているんですけど、記事を作成し、それらをまとめた冊子を年に8回配布しています。その他、部活動のBOX(部室)の管理もしています。新しい部室棟ができる際にはその割り振りを大学側と相談するような、部活動の学生代表のような活動です。あと、地域と密接した記事を書くので、地域の祭りに参加することもあります。
「Hijicho」は「ひじちょう」と読みます。由来は「飛耳長目(ひじちょうもく)」(※)という四字熟語です。
※観察が鋭く深いこと。見聞・知識を広める書籍のこと。

大阪市立大学はどんな大学ですか?
杉本キャンパスと阿倍野キャンパスがあります。
阿倍野キャンパスは、大阪市立大学医学部付属病院に付属しており、医学科と看護学科があります。杉本キャンパスの人はあまり阿倍野キャンパスに行くことはありませんが、BOXがほとんど杉本キャンパスにあるので、阿倍野キャンパスの人は結構、杉本キャンパスに来ることがあります。
杉本キャンパスは理系文系の学部が集まっています。また、府大の中百舌鳥キャンパスほどではないですが、広いので自転車で移動する人も多いですね。あと、学術総合情報センターという、いわゆる図書館が10階建てで、大阪で一番大きいです。

大阪市立大学での学生生活はどんな感じですか?
やんちゃな学生は少なくて、全体的に落ち着いている雰囲気です。入学してすぐの一回生でもサークルを立ち上げられて、好きなことができる環境もあるので、過ごしやすいと思っている人は多いです。今は200くらい団体があって、その多様性は総合大学の良いところかなと思います。周辺には500円でごはんが食べられるお店も多く、学生にやさしいですね。
勉強の話をすると、全学共通の授業も充実していて、学部の垣根を越えた交流もそこであります。ただ、取らなければいけない授業数は文系と理系で差があって、文系と比べると理系はちょっとだけ頑張らないといけないかもしれません。

大阪市立大学の行事はどんなものがありますか?
大学祭は3つあります。市大のボート部は関西でも一位、二位を争うくらい強いんですけど、それにちなんで、毎年5月に体育会とボート部が協力してボート祭を開催しています。予選決勝と競い合うんですけど、豪華賞品が用意されているので結構盛り上がります。4月にはふたば祭という新歓行事があって、新入生に色々な団体の活動を知ってもらいます。11月には銀杏祭があって、これは4日間行う大きな学園祭です。音楽系サークルのライブや、応援団は盛り上がりますし、サークルも模擬店を出したりして、積極的に参加しています。今年の銀杏祭は11月1日~4日に行われます。

大阪市立大学について話すHijichoのメンバーの様子

大阪府立大学と大阪市立大学の統合についてはどう考えていますか?
統合の予定が2022年とまだ先の話なので、当事者意識を持つのが難しいかもしれませんね。キャンパスを森ノ宮に作るとか色々話はありますけど、学生の立場からは情報が少なすぎるようにも感じます。統合した結果どうなるかはわかりませんけど、お互いの良いところが合わさってより良い大学になればいいですね。課外活動も、もし一緒に活動するようになったら人数が増えてより活発になるかもしれませんし、学祭だってもっと盛り上がるかも。今はミス&ミスターあべのコンテスト(※)を合同で行っていますけど、他にも一緒に活動するイベントとか、府大と市大の学生が交流する機会がもっと増えるといいですね。
※市大と府大の学生の共同で行われている、阿倍野一の美男美女を決めるためのグランプリ。両大学の学生が交流する良い機会となっている。

予定時間を大幅に超えて、話し込んでしまいました。今回の交流をきっかけに、これからも大阪市立大学の学生とは良い関係を築いていけたらいいなと思います。
Hijichoさんの方でも、今回の情報交換を記事にしてくださっているので、そちらも是非ご覧になってください!
http://hijicho.com/?p=20434

【取材日:2018年9月3日】
【取材:上村洸瑠 MICHITAKERs/工学域電気電子系学類3年
崎山琴音 MICHITAKERs/現代システム科学域知識情報システム学類2年
太田政希 MICHITAKERs/現代システム科学域1年】
※所属は取材当時