島野 幸典(しまの こうすけ)さん
生命環境科学域 緑地環境科学類 生態気象学研究グループ
2017年度入学/奈良学園高等学校


役に立つ「天気の子」を目指す

自然や緑が好きで、さまざまな面でそれらに影響を与えている環境問題について勉強したいと思い、この学科を選びました。大学では、緑地環境に関する幅広い分野について学びました。その中で、実際に起きている異常気象への興味をきっかけに気象学への関心が強くなり、現在は秋田県で発生している竜巻や雷、ひょうなどについて研究しています。竜巻などの大気現象は農作物や人への被害が大きいので、高層の天気図や観測されたデータ、大気の状態などを分析することによって、被害を軽減できる方法を模索しています。将来は気象予報士になることを目指しています。

高校生へのメッセージ

大学生になると、自由な時間がたくさんあります。バイトや海外旅行、趣味への没頭、これまで知らなかった新しい学問分野の勉強など、何でもありです。どんどんいろんなことに挑戦して、楽しく充実した大学生活を過ごしてください。

【寄稿:2021年3月】※所属は寄稿当時。