「高専祭に行くなら〈ウォーターボーイズ〉を見なきゃ！」
大阪府立大学工業高等専門学校（以降、高専）関係者に必ず勧められる花形イベントの一つが、水泳部男子によるシンクロナイズドスイミング「Water Boys」です！
2021年11月6日～7日に開催された高専の文化祭「第57回 高専祭」でも、華麗な妙技で観客を魅せてくれました。
4年生の水泳部員が司会を務め、毎年恒例の温度チェック。部員の一人がプールに飛び込んで水温を叫びます。（6日の水温は17度！）
学年ごとに登場し、工夫を凝らした口上を述べ、プールに飛び込みます。
軽快な音楽に合わせて、水しぶきをあげながら現れ、踊り、泳ぎ、潜り、ジャンプする学生たち。その演技に観客の手拍子もヒートアップ！
アンコールでは司会をしていた部員も参加し、息の合ったフォーメーションを披露。最後は三段のタワーを作りました。
昔の高専祭では水泳部は水球の試合をしていました。試合後のお楽しみとしてシンクロナイズドスイミングをしたところ、評判がよく、現在のような「Water Boys」一本に絞ったプログラムになったそうです。
今年も新型コロナの影響で外部のお客さんは呼べないという状況の中、高専祭に参加するか議論を重ねた結果、「先輩から受け継いできた伝統を絶やすことはできない！」と実施を決定したそうです。
1年生の入部がなかった。練習時間が確保できない。できうる限りのコロナ感染予防の対策を立てる。そんな苦境を乗り越え、今年も披露してくれた「Water Boys」の元気な演技に、観客の惜しみない拍手が贈られました。
（注）現在シンクロナイズドスイミングはアーティスティックスイミングと呼称変更されています。
| 水泳部 新部長のコメント |
水泳部代々の伝統を絶やしたくなかったのと、コロナウイルス流行前の高専祭の楽しさを経験していない2年生にこれから味わってもらうためにも、今回の高専祭で「Water boys」を決行することにしました。
多くの方にご好評をいただき、部員同士の団結もより強固になったので、決行をしてよかったです。
【関連情報】
【記載日：2022年2月3日】※所属は記載当時。
