8月10日 中百舌鳥キャンパスで、工学研究科の小型宇宙機システム研究センターの学生たちが地域の中百舌鳥こども会の小学生を対象にイベントを行 いました。「楽しく製作でき、科学に興味が持てる」こと、「夏休みの自由研究の題材にできる」ことを目的に、ゴムロケットとグライダーの製作・飛行実験を 行いました。

1・2年生はトイレットペーパーの芯や輪ゴムで作るゴムロケットに挑戦、めいめい好きなキャラクターを描いて自分だけのロケットを作っていました。 3~6年生は少し難易度の高いグライダー作りにチャレンジ。なかなか翼のバランスが難しいようで、真剣な表情で取り組んでいました。

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無事に完成したゴムロケットとグライダーを持って、グラウンドへ。かんかん照りの太陽にも負けず、お手製の作品を飛ばして、追いかけて、「僕のほう が飛ぶよ!」と友達と競い合って。保護者の方から「そろそろ引き上げるよー」と声がかかるまで、夢中で走り回っていました。子どもたちと学生たちもすっか り打ち解けて、「師匠!」と慕われる人気者も出現。

自分の手で作り上げたグライダーを嬉しそうに見せてくれた男の子、ゴムロケットを何度も何度も飛ばしていた子どもたち、夏休みのいい思い出を作って くれたようでした。楽しいという気持ちや、何でこのロケットは飛ぶんだろうというハテナが芽吹き、いつの日か「こんなことを勉強したい」「科学って面白い な」という思いに育ってくれればいいなと思った広報担当者でした。

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【取材:玉城 舞(広報課)】

【取材日:2015年8月10日】