金森 拓也さん(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構) 2018年3月 大阪府立大学大学院 ⽣命環境科学研究科 博士前期課程 修了 |
⽣命環境科学研究科で学び、現在の仕事に生かされていること
私は農村⼯学分野の研究職員として勤務しており、なかでも⽔路やダムといった⽔利施設に関する研究を担当しています。研究職というと、実験や数値解析を思い浮かべる⽅もいるかと思いますが、私の所属部署では現地調査を⾏うことがとても多いです。実際に現場に⾜を運ぶと、現場では何に困っているのか、どうすればそれを解決できるか、といった様々な疑問やアイデアが湧いてきます。研究職にかかわらず、仕事をする上で「疑問に思うこと」や「考えること」はとても⼤切だと思います。これらの⼒は、⼤学時代に培った経験から得られたものだと感じています。「現場で役に⽴つ技術」を⼀つでも多く創れるように、これからも精進していきます。
高校生へのメッセージ
⼤学⽣になると⾃由に使える時間が多くなります。その中で⾃分の興味をとことんまで追求できる、それが⼤学⽣の醍醐味だと思います。素直な好奇⼼に従って、充実したキャンパスライフをお過ごしください。
【寄稿:2021年3月】※所属は寄稿当時。