9月3日、大阪府立大学工業高等専門学校で、全国高等専門学校ロボットコンテスト（以下、高専ロボコン）に出場する学生たちによるエキシビションが開催されました！エキシビションは例年実施しており、同日行われたオープンキャンパスの参加者はもちろん、大勢の地域の方々や保護者の方にもお越しいただきました。

※エキシビションでは本番と同じロボットを使用したため、ロボット本体の写真は控えさせていただき、本番終了後に公開させていただく予定です

エキシビションは、吹奏楽部の演奏でスタート。会場には吹奏楽部のほかに、文化系クラブに所属する学生たちの姿も。汽車クラブはＪＲ京橋駅構内の模型を、折り紙工学研究会は紙風船を用いて各原子の大きさの違いを表した周期表を展示していました。

そして、いよいよ本番さながらの競技フィールドで行われる模擬試合です。近畿地区大会に出場する2チームが、実際に使用するロボットで試合にのぞみました。観客の中にはライバル校の学生らしき姿も・・・。

高専ロボコンは技術者を育む教育イベントとして28年前に始まった大会です。

今年の課題名は『ロボット・ニューフロンティア』。競技フィールドを港町、海、新大陸に見立て、さまざまな障害や条件をクリアし、スタート地点である港町から出発し、最終的に新大陸にブロックを積み上げ「砦」を築くことを目指します。

地区大会に向けて調整段階のロボットではありましたが、各チームのリーダーによる戦略やロボットの特徴・コンセプトの説明に会場全体が釘付けになり、高専ロボコン最大の魅力である「アイデア」が散りばめられたエキシビションとなりました。

高専ロボコンの近畿地区大会は10月16日（日）に行われます。学生の皆さん、くれぐれも安全に気を配り、ロボットの完成に向けてがんばってください！

▼全国高等専門学校ロボットコンテスト2016公式ＨＰ
http://www.official-robocon.com/jp/kosen/kosen2016/index.html

【取材：西野　寛子（広報課）】
【取材日：2016年9月3日】　　※所属・学年は取材当時