中百舌鳥門から徒歩8分、渋い感じのこのお店。手作りの革製品を作られているFIDDLER(フィドラー)さんです。
職人肌のご夫婦で営まれているこのお店は1980年から開業し、財布やベルト、ポーチ、キーホルダーなどの革製品を素材選定から加工、染色、型紙作成、デザインまで、すべてフィドラーオリジナルで手作りされています。
「デザインは体の中に入ってる。」
フィドラー レザー・ワークショップ
~お店をはじめられた当時のお話をお聞かせください。~
この仕事をするまでは写真に関わる仕事をしようと思っていたんですが、こういった革製品を手作りで作るようになって自分にしかわからないようなこだわりを磨いていくごとに、革製品の手作りにどんどんハマっていきました。英字の専門書を読んで辞書を使ったりしながら独学で勉強して習得していきました。私にとっては天職だと思っています。
~お店をされていて“わくわく”したことは?~
亡き奥さんからのプレゼントである鞄を特別に修理させてもらったり、ある男の子が、前から欲しがっていたうちの財布を大学の合格祝いとして親御さんを連れて買いに来られたりと、やっぱりお客さんとのふれあいが“ワクワク”しますね。
~高校生・府大生にメッセージを!~
日本は素晴らしい国。それを壊すことなく、今の平和で幸せな日本を守り続けていってほしいです。
<取材を終えて>
会話好きのご主人とフィドラーの魂のこもった作品が、人々を引きつけ結びつけているような気がしました。またいろんな話を聞かせてください。ありがとうございました。
<フィドラー レザー・ワークショップ>
営業時間:16:00~21:00
定休日:不定休
TEL:072-251-4719
http://www.f-l-w.net/index.html
大阪府堺市北区中百舌鳥町2-299-3
【取材:山口 佳紀 (MICHITAKERs/生命環境科学域 自然科学類 1年)
【取材日:2014年6月13日】※所属・学年は取材当時