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2014年に卒業するMICHI TAKERsが贈る「これから挑戦するあなたに」

左から、島袋 克哉(大学院工学研究科 修士2年)、日野浦 弘樹(大学院工学研究科 修士2年)、富依 勇佑(大学院工学研究科 修士2年)、雨堤 彩(大学院工学研究科 修士2年) ※所属・学年は取材当時


―社会人になって、どんな仕事をしていきたいですか?

A:私は研究職で採用されてカチッとしたイメージがあるけど、型にはまらない研究をしたいな。
女性の視点から母性などを組み込んだ研究とか。
あとは、『Michi Take』で自分のフィールド以外の人と関わって面白かったから、広報とか文系職種にも乗りこんでいきたいな。

T:おもしろいね。俺もひとつのことに縛られたくないけど、まずは一つの分野に対して人に教えられるほどの専門性を身に付けたいね。将来的にはマルチに活躍できる研究所長に!(笑)

A:私とは逆だね。研究所長かぁ、とみー(Tomiyori)、昔は遅刻っこだったのにね!(笑)

T:学部時代はサークル活動に打ち込んでたからね!!

S:僕はITエンジニアで、みんなが無職になってしまうぐらいのシステムを作りたい(笑)

A:考え方がこんなにも違うんだね。

H:俺はそういう価値観の違う人たちをつなげたい!
『Michi Take』を立ち上げて、いろんな価値観を持つ人たちを引き合わせることができたと思う。ただ力のある人が集まってるだけでは何も生まれない、それってもったいないよね。自分が走る事でそれぞれの強みを引き出し、みんなが目標達成できるようにすることが好きだな。

T:ボランティア団体の設立に関してきっかけは?

H:震災支援のため5つ程の団体の代表や副代表が集まっていただけのところに、ミッションやビジョンを策定して、みんなが同じ方向を向いて地域に貢献できるようにしたんだ。

A:地域の防災活動など地域に根差した活動は、「公立大学」の存在意義としても大切。ボランティアで学ぶことは多いよね。

―母校府大での思い出を語ってください!

S:新しいことができるって事で、わくわくしていたな。

A:実は府大が志望校ではなくて(笑)よくお風呂で泣いたけど、いつしかこんなことでいじける自分が悔しくなった。それで、何かに打ち込みたいと思ってバスケ部に入らせてもらった。2回生からの入部で悩むこともあったけど、友達、先輩、後輩の支えで濃い6年間を過ごせたし、すばらしい仲間や恩師にも出会えて府大に入って本当に良かった!

 

―府大のどこが好き?

T:人かな。テニスサークルに入って仲間ができた。今の自分は、そこで出会った多くの人から影響を受けているからね。

A:府大はスマート・柔軟でオンオフの切り替えができる人が多いと思う。あと、人と人との距離が近い。大学の規模が大きすぎず小さすぎないからね。それが自分に合っていたと思うな。

T:そうそう、図書館や学内を歩いているだけで友達によく会うよね。生協前での立ち話が楽しい(笑)

H:俺は協力しあえることが府大の強みだと思う。地味だと言われる弱みの裏には、まじめで協調性があるという強みがある。

S:僕もオーケストラ部を通じて協力的な子が多いと感じたな。

H:こんなのやりたい!って言ったら集まってくれる環境に恵まれているよね。

A:府大だからこそ仲間に支えられて、たくさんのことに挑戦できた今の人生に、満足してる!

H:目立たない良さだから最初は見つけるのが難しいよね。「あれ?府大すごい」って他大学の人との交流で気づけた。「総合大学」ってのも強みだよね。

A:うん。それになかもずには、おいしい飲食店が多いと思うな。大学に保育園があるのも、仕事・研究と育児を両立する人への優しさの表れでユニークだと思う!

S:学内だけでなく、周辺にも便利なものがいっぱいある。堺市立図書館とか。ネットで予約して借りれるし、なんと言っても品揃えがいい。こんな良いところをもっともっと知ってほしいね。

一同:だからこそ!『Michi Take』を通して!ね!

 

―在校生に向けたメッセージをお願いします!!

H:『Michi Take』に、こもってるかな。

一同:かっこいい~!(笑)

H:みんなには色んな事に挑戦してほしい。そしてそれを関わる人に伝えていってほしいかな。『Michi Take』、ボランティア、経営塾(essence)を通じてさ。
「誰かの為に」と思ってやってきたけど、今思えば全部自分に返ってきている。あと、何かを興す時、リーダーを全力で応援するフォロワー精神も大事やなって思う。

S:フォロワーって難しいよね。まずは興味を持ってもらえないと反応してもらえないからね。

T:俺は受け身になるのもいいけど、たまには自分から一歩、足を踏み入れてほしいな。
自分も取材を受けたことがきっかけでこの場にいるけど、今は『Michi Take』という媒体を通して、府大やそこにいる人、多くのことに出会え繋げられている。在校生にも自分にとって未知の分野に挑戦していってほしいな。

A:私は色んな価値観を持つ仲間と何か作り上げていってほしいな。学生のうちにできる事だし。
社会に出るとタスクになってしまうから。今だからこそ、やりたいことを見つけて挑戦してほしい。府大には、賛同してくれる人がたくさんいるはずだから。これは今までの経験から言える!

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<取材を終えて>

市川:座談会を通して、府大がさらに好きになりました!!先輩達の挑戦を越えていけるようにがんばります!

野村:和気あいあいとした座談会で、楽しかったです!府大にはこんなに素晴らしい先輩がいるんですね!

【取材:野村 友紀子 (MICHITAKERs/経済学部 3年)
市川 由梨 (MICHITAKERs/経済学部 3年)】
【取材日:2013年9月】 ※所属・学年は取材当時