2015年2月14日(土)~22日(日)の9日間、白鷺駅前とその周辺エリア(30店舗)を会場として、会場内をアート作品でいっぱいにするイベント「堺しらさぎArt Avenue 2015(しらさぎ310商友会 主催)」が開催されました。
初日のオープニングセレモニーでは竹山修身堺市長に続き、奥野学長がご挨拶。
本学の「アカペラサークルONE BEENS」の美しいハーモニーや、「奇術部」のジャグリングが会場を盛り上げます。
大阪府立大学ボランティアセンターV-stationのマスコットキャラクター「ビクトリー仮面」も来場!
子どもたちと握手したり、来場者に「堺注染オリジナル手ぬぐい(本学美術部の本田悠真さんデザイン)」を配るお手伝いをしてくれました。
白鷺駅前のロータリーには注染和晒手ぬぐいを活用した「巨大手ぬぐい行灯モニュメント(本学学生が設計・製作)」が飾られています。こちらは4面が「春夏秋冬」をテーマにした綺麗な手ぬぐいで飾られています。夜には中から点灯されるので、昼間とは違う風情が楽しめます。
注染とは、堺の地場産業である、明治に大阪で始まった染色法で、何枚も重ねた生地の上から染料を注いで染めます。表裏の区別なく染められており、色褪せしにくく、美しいにじみやぼかしが特徴です。布の芯まで染まっているので光を通すとステンドグラスのようです。
期間中、大阪府立大学ボランティアセンターV-station主催で、中百舌鳥キャンパスの白鷺門から中百舌鳥門までの垣根に子どもたちと描いたアート作品を飾る「楽垣アート」の展示をしています。
2月11日に開催された「楽垣ペイントキッズ」で、白鷺界隈の子どもたちと描いた絵です。
キーワードは「笑顔」。
のびのびと楽しんで描かれた絵が、見ている私たちにも笑顔を運んでくれます。
本学からは、他にも美術部や写真部が協力し、各店舗に掲示する作品を出展しています。
最終日の22日まであと少し。たくさんの人と協力して作り上げているこの地域ぐるみのイベントを、多くの人が楽しんでくださいますように。
【関連情報】
学生と地域が協働し、地元を盛り上げ―「堺しらさぎArt Avenue 2015」に学生が協力―(2015年2月9日大阪府立大学Webサイト)
楽垣(らくがき)アート いよいよ明日から!(2015年2月13日大阪府立大学Facebook)
【取材:藤井 郁子(広報課)】
【取材日:2015年2月14日】