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11月16日(日)、河内長野市主催の「駅前子ども教室」にて、本学の東條元昭准教授、環境部エコロ助、理系女子大学院生チームIRISによる体験学習プログラムが行われました。
「駅前子ども教室」は河内長野駅前の様々な場所をこどもたちのフィールドとして活用し、その体験学習を通じてこどもたちの「生きる力」を培おうという試みです。河内長野市と本学は2012年に連携協定を締結していることから、今回の共催プログラムが実現しました。

今回は東條准教授と環境部エコロ助のプログラムを取材。
まずは、東條准教授によるプログラム「河原に顕微鏡を持って行こう」へ。青空の下でのぞく顕微鏡って一体どんな感じがするのでしょうか!?
河原に用意されていた顕微鏡、シャーレには水とわずかな砂利のようなものがあるだけで、肉眼で見る限り生き物の気配は感じられません。
しかし、顕微鏡をのぞいてみてびっくり!透明の細長い虫がモゾモゾと動いています。蛾の幼虫です。

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子どもたちは、それぞれ自分たちで採取した川の水を肉眼で観察したり、顕微鏡でのぞいてみたりして、川の中から取り出した小さな小さな生き物の世界 を楽しんでいました。目には見えないけれど、たくさんの小さな生き物が私たちの身の回りで息づいていると知ること、それはあらゆることへ想像の翼を広げる ことにつながります。子どもたちにとって、そんなきっかけの一歩目の日になればいいなと感じるプログラムでした。

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午後は「エコロ助となぞときウォッチ」へ。
元気のなくなったカッパさんに、7つの「ことばのかけら」を集めてほしいという頼みごとをされた子どもたち。様々なクエストをクリアしながら「ことばのかけら」を集めていきます。長野公園では、赤や黄色の落ち葉を探したりどんぐりを集めたりと、自然に触れながら、会場(ノバティホール)ではクイズ形式で考えながら、遊びを通して環境問題への意識を深めていきます。

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「日本で割り箸は1年にどれくらい使われている?」
「コンビニエンスの一日分の電気使用量は一般家庭の1日分の何倍?」

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子どもたちはグループで相談し合いながら、ちょっとした心がけで地球にやさしくできることをしっかり学んでくれたようでした。
環境部エコロ助の企画メンバー原田和弥さんは「大学生と市とコラボして、小学生に自然体験ゲームをしたりするイベントをする機会ってなかなかないと思うので、とてもいい経験になりました!」と語ってくれました。

(参考)かわちながの市こどもサイト「くろまろキッズどこいこナビ」

【取材:仲田 くるみ(広報課)】
【取材日:2014年11月16日】